素材の重なりで魅せる、花のギャラリー
2018年
design: エバーフィールド
[所 在] 熊本県
エントランスまわりは、白い外壁に木板デザインの壁面と多色タイルの床を合わせ、明るく印象的な外観に。

屋根のかかったポーチはベンチを置ける奥行きを確保し、季節の鉢植えが映える“迎えの余白”になっています。


深いブラウンの床とネイビーのアクセント壁、そして天井に走る化粧梁が、店舗全体を落ち着きのある“ギャラリー”に仕立てています。
大開口から自然光が差し込み、スポットとライティングレールの可変照明が商品やグリーンを立体的に際立たせます。
来客動線は、引き込み戸の先に広がるホールから奥の作業スペースへと緩やかにつながり、視線は木製ルーバーの引き戸でやさしくコントロール。
開ければ奥行きが生まれ、閉じれば背景が整う、見せ方に応える設えです。

什器は壁付けカウンターと可動棚を中心に、壁面を広く使える計画とし、束ね・包み・飾るといった作業のしやすさに配慮しました。
床はメンテナンス性の高い仕上げを採用し、日々の水拭きで美観を保てる仕様。
観葉植物を点在させ、素材の陰影と相まって“生花が主役”のステージを支えます。


住居ゾーンにも店舗の世界観を連続させました。
リビングは化粧梁が空間のリズムをつくり、やわらかな照明が天井面をなでるように広がります。


玄関は3色のタイルで楽しい足元をデザイン。
来客を迎える店舗の表情と、帰宅を迎える住まいの表情が素材感で響き合い、日常に少し誇らしさを添える空間に仕上がりました。

