• 外部設計事務所案件(施工のみ)

暮らしやすさと素材感を丁寧に整えた住まい

2026年

design: 株式会社 三浦設計

[所 在] 熊本県

設計:株式会社 三浦設計
施工:エバーフィールド

※本施工例の写真・文章は、設計者様ご了承のもと掲載しています。


ご夫婦と二人のお子様が暮らす住まい。
忙しい日々の中でも、ご家族がゆったりと過ごせる空間となるよう、各所に落ち着きのある素材と開放感のある構成が取り入れられています。

施工は、施主様・設計者様と社員大工が現場で打ち合わせを重ねながら進行。
納まりや素材の見え方を確認しながら、一つひとつ丁寧に形にしていった住まいです。


LDKはキッチン・ダイニング・リビングが緩やかにつながる構成。
室内は目透かし天井とし、繊細なラインが奥行を際立たせます。視線が直線的に伸びることで、空間全体をすっきりと整った印象にまとめております。

深みのあるグリーンのキッチンと床材に、濃いグレーの壁面を組み合わせることで、落ち着いた空間に仕上がっています。
家族の様子を見渡しやすい対面型にレイアウトされ、ダイニングとの距離感も近く、日々の食事や会話が自然とつながる空間となっています。
キッチンとダイニングの異なる素材をつなぐ床見切りには真鍮を採用し、素材の切り替えを美しく納め上品な質感を添えています。

ダイニングの出窓は天井高さを室内と揃え、窓際まで視線が抜けることで、空間に広がりが生まれています。
窓辺に設けたタモ材の木カウンターが、空間にやさしい素材感を添えるアクセントとなります。

玄関には家具職人による造作の靴箱が設置されています。
空間に合わせて製作することで、玄関まわりをすっきりと整えています。

階段室の壁には板張りを採用し、やさしい色合いで塗装仕上げを施しました。
杉板の色味や木目の表情にもこだわり、細かな部分まで意識しながら丁寧に施工しました。見切りや入り巾木の納まりなど設計者と社員大工が打ち合わせを重ね、木の質感が美しく感じられる空間に仕上げています。

個室はそれぞれシンプルにまとめました。


寝室にはカウンターを設け、お施主様支給の木板を使用しました。
設計者様ご自身で蜜蝋塗装を施し、素材の風合いを活かしています。

仕事部屋には、外からの光をやわらかく取り込める、造作扉。必要に応じて開閉することで採光を調整でき、閉じた際にも光の気配を感じられる空間となっています。

2階のベランダは、景色を楽しめる広々とした空間。
外部からの視線に配慮しながら、バーベキューなどご家族で過ごせる場として計画されています。

外部空間にも室内とのつながりを感じられる構成となりました。

設計者様と施工側が現場で対話を重ねながら進めた今回の住まいづくり。
素材の見え方や納まりを一つずつ確認しながら、ご家族の暮らしに寄り添う空間を丁寧につくり上げました。